1、包丁を研ぐための道具について

包丁の切れ味が悪くなったときには包丁研ぎをしますが、そのときに使う道具があります。一般的には砥石を使います。なめらかな四角い石なのですが、その上に包丁を滑らせることによって包丁を鋭利にするのです。
この時には水を使います。そうすることによってよりきれいになめらかな仕上がりになるのです。ただ砥石を使って包丁を研ぐのは難しいものがあります。そこで個人向けにシャープナーが販売されています。電動でできているものも多いのですが、ただ滑らせるだけでプロに砥いでもらったかのようなきれいな仕上がりになるのが特徴なのです。
水を使うタイプなども販売されています。砥ぐときには荒削りから仕上げまでいろいろな粗さで砥ぐことができます。粗いものから使っていきだんだんと細かいものにすることによってきれいになるのです。
そして他にもスティックタイプのダイアモンドを使ったシャープナーもあります。
ダイアモンドはこの地球上で一番硬い物質なのですが、その分あってかなり切れ味がよくなるのです。スティックになっていますのでただ包丁にあてがって滑らせるだけできれいになります。割と初心の方でもうまく研げるのがいいところです。
ただ一つ注意してもらいたいのはその素材によって道具にも適しているものとそうでないものがあるという点にあります。適していないものを使いますと逆に使い勝手が悪くなることもあるのです。
ですので買うときにはどのようなものに対応するのかをちゃんと確かめておく必要があります。もしもよくわからない場合には専門の業者でしてもらったほうが安心です。
銀のものやセラミックのもなど特殊な素材のものの場合は研ぐ道具も専用のものになります。ちなみにアルミホイルや食器の裏側などできれいに研げるという生活の知恵がありますが、これは場合によっては余計にひどくなってしまうこともあるので気を付けてください。
専用の道具ではありませんので使わないほうが安心です。

2、お店でも自宅でも包丁を研ぐことができます

料理にかかすことができない包丁。毎日使っているといつの間にか切れ味が悪くなってしまいます。切れ味が悪くなったことに気づかないまま使っている方も多いのではないでしょうか。切れ味が悪くなっていると、うまく食材を着れないだけでなく、怪我の原因にもつながります。切れ味が悪くなったと感じる場合や、包丁の刃を見てみて刃こぼれしているような場合には、包丁を研ぐように心がけましょう。
包丁を研ぐと聞くと、お店に頼むか砥石などを使ってやらなくてはいけないと考える方も多いでしょう。

実際お店に頼んで研いでもらうと、非常にきれいに仕上がり、食材を簡単に切ることができるようになります。中には、錆ついてしまって全く切れなくなってしまったものでも、きれいに研いでくれるというようなところもあります。もし自宅にそういった包丁が眠っているような場合には、包丁研ぎを専門に行っているような店に問い合わせをしてみるといいでしょう。それほどひどい状態でない場合は、専門に行っているようなお店でなくても研いでもらえます。自宅の近くなどでそういったところを見つけておくと便利です。
わざわざ持っていくのは面倒、お金がかけたくないという方は、自分で研いでみましょう。ホームセンターなどに砥石は売っていますので、一つ買ってしまえばその後ずっと使うことができます。自分で研ぐことができるようになれば、いつでも切れ味のいい包丁を使えることができますので、毎日の料理がより楽しくなります。
砥石で研ぐのは自信がないという方は、手軽に使える研ぎ器などが多く販売されているのでそういったものを利用するといいでしょう。中には魚の形をしているようなかわいらしいものもあります。普段はこういった簡単に遂げるものを使い、ときどき砥石を使って研いでいくようにするのもいいでしょう。電池式のものから手動のものまで様々な種類のものがありますので、予算や今後の利用頻度などを考えて購入するといいです